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展示会でセミナーを行う意味はある?メリット・デメリットについて

公開日:2022/12/01  最終更新日:2022/10/14


展示会でセミナーを行う企業が増えてきたため、自社でのセミナー開催を検討している会社もあるでしょう。しかし、セミナーを行う意味をしっかりと把握して開催しなければ充分な効果は得られません。本記事では、セミナーを行う意味でもあるメリットを確認したうえで、デメリットとその対策についても解説します。

展示会でセミナーを行うメリット

展示会でセミナーを行うメリットは、同調効果による集客力の向上にあります。同調効果とは社会心理学における用語で、無意識のうちに自分の考えや行動を周囲の集団と合わせてしまうという心理効果のことをいいます。人が集まっている場所を見かけたときに、何気なく自分も様子を見に行ったという経験が誰しもあるのではないでしょうか。これも同調効果です。セミナーを利用して複数の客を集めると、会場を行き交う人に対して同調効果が期待できます。人だかりがさらなる人を呼ぶという形で、ブースを訪れる客を増やせるのです。

展示会でセミナーを行うデメリット

展示会でのセミナーは集客力を向上させるメリットがありますが、デメリットもいくつか存在しています。

ある程度のスペースを必要とする

人を集めてセミナーを行うという性質上、与えられたブース内でセミナー用のスペースを確保する必要があります。社会心理学者のソロモン・アッシュが1951年に実施した同調効果の実証実験では7人の集団を用いていたため、少なくとも7人の参加者を受け入れられるスペースは用意したいところです。

人が集まらない可能性がある

セミナーを開催したものの参加者がまったく集まらない、という事態も考えられます。セミナーの参加者が少ないと同調効果も期待できず、参加者よりも空席ばかりが目立って逆に悪い印象を与えてしまうかもしれません。

セミナーの準備に手間がかかる

セミナーをするためには、説明用の資料の準備やプレゼンの練習などの準備が必要です。ただでさえ展示会の準備で忙しいところにセミナーの準備も必要になるため、スタッフの負担は増えてしまいます。

セミナーの効果を最大限に引き出すために

ここまでご覧になった方の中には「デメリットばかり目立ってあまり効果がないのでは?」と感じた方もいるのではないでしょうか。確かにその考え方は間違っていません。セミナーの効果を最大限に引き出すためには、これらのデメリットをうまく解決することが大切なのです。

ここからは、デメリットを解消してメリットを最大化するための方策について説明します。

事前告知をしっかり行う

既存顧客や見込み客に対して、案内状やメール、SNSを利用して展示会の開催とともにセミナーの告知をしっかり行いましょう。

参加者用の席を設けない

与えられたブースに充分な広さがない場合や、セミナーに広い場所を取りたくない場合は、あえて席を設けず立ち見形式でセミナーを開催しましょう。席がないことで、仮に参加者がまばらであっても「空席が目立つ」ということを防げる利点もあります。この場合、会場の通路に人だかりができて通行を妨げることがないように配慮してください。

高品質なスピーカーを使用する

マイクを利用してセミナーを行う場合は、高品質なスピーカーを使いましょう。クリアな音声が遠くまで届くため、内容に興味を感じた来場者を引き付けることができます。

セミナーの内容はコンパクトに

セミナーというと20分以上かけてしっかりと商品説明などをすることをイメージしがちですが、展示会のセミナーはコンパクトにまとめるのも1つの方法です。長くとも10分以内に抑えることで、立ち見でも集中して聞ける、資料作成や練習の時間が減る、あえてすべてを説明しないことで興味を引けるといった利点があります。

まとめ

展示会でのセミナー開催のメリット・デメリットおよび効果を最大限に引き出すための方策の解説でした。同調効果による集客を狙ったセミナーは、展示会の目的が認知度の向上だけにあればセミナーだけで一定の効果が期待できますが、新規顧客の獲得を目的としている場合セミナーは入り口に過ぎません。フライヤーやノベルティの品質向上、スタッフの接客対応の改善にブースの設計など、やるべきことは多々あります。時間も人員も限られているので、ブースの設計などは専門の業者に任せるなどして、効率よく準備を進めましょう。

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