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展示会のシステムブースとは?特徴とメリットを徹底解説!

公開日:2025/07/15  

システムブース

展示会でよく使用されるシステムブースは、設営が簡単でコストを抑えられます。しかし、デザインに制約があるため、使用目的やブースのイメージによっては適さない可能性があるのです。そこで本記事では、システムブースの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

システムブースとは?

システムブースは、展示会などで使われるブースの一種で、決められた部品を組み合わせて作るものです。組み立てに使用する部品はあらかじめ決められたサイズや形をもっており、簡単に組み立てが可能です。主に使われる部品には、アルミ製のフレームやトラス構造(骨組み)などがあります。

システムブースの特徴

システムブースの一番の特徴は、設営が早く、コストを抑えられる点です。部品を何度も使い回せるので、同じ部品で違うデザインのブースの作成も可能です。部品の形が決まっているので毎回新たに作り直す必要がなく、時間も資金も節約できます。

デザインの自由度は低い

ただし、デザインの自由度はやや限られます。部品が決まっているので、自由に形を変えたり、大きな変更が必要な環境では不向きです。個性的なデザインを希望する企業には、少し物足りなく感じられるかもしれません。

システムブースのメリット

システムブースには以下のようなメリットがあります。

コストを抑えやすい

システムブースは、コストを抑えやすい点が大きなメリットです。システムブースは、再利用できる部材を使うため、新しく部品を作る必要がありません。部品を用意する時間が必要ないので木工ブースに比べ、安価で設営できます。展示会を複数回行う企業にはとくにおすすめです。

設置・解体が簡単

設置と解体が簡単という点も重要です。システムブースは、決まったサイズや形の部材を組み合わせるだけで完成します。専門的な技術がなくても短時間で組み立てられ、撤去も簡単です。急な展示会や短い準備期間でも対応できる点が魅力です。

環境にやさしい

さらに、環境に優しいという特徴もあります。システムブースの部材は何度も使えるため、廃材が少なく、環境への負担を軽減できるのです。また、素材はリサイクル可能であることが多く、エコ意識が高い企業にも支持されています。

メンテナンスがしやすい

最後に、メンテナンスがしやすい点もメリットのひとつです。部品が標準化されているので、壊れた場合でも簡単に交換できます。掃除もしやすく、長期間にわたってよい状態を保つことができます。

システムブースのデメリット

システムブースには、いくつかのデメリットもあります。まず、デザインの自由度が低い点が挙げられます。システムブースは、規格化された部材を組み合わせて作るため、サイズや形があらかじめ決まっています。

広さや形状など大きな変更を加えにくく、ほかの企業と似たようなデザインになりがちです。オリジナリティを出すのが難しいので、個性的なブースが理想の場合には、制限を感じる可能性があります。

高級感を出しにくい

システムブースはカスタム性が低く、高級感や特別感を出しにくいデメリットがあります。システムブースは、設営時の効率の良さが魅力ですが、どうしても既製品感が出てしまい、豪華さや特別感を出すのが困難です。

高級商品を展示する場面では、木工などのカスタムデザインが適しているなど、システムブースでは高級感をともなう演出は難しいケースがあります。

無機質な印象になる

システムブースは金属やプラスチックなどの部材が使用されているため、無機質な印象を与えます。金属やプラスチックは柔らかさや温かみのある表現がしにくいため、柔らかい雰囲気や温かみが必要な場合には、木材を使用したブースの設営がおすすめです。

複雑な設計に対応できない

さらに、大規模な展示会や複雑なデザインには向かないという点もあります。システムブースは、小規模から中規模の展示会に向いていますが、大きなブースやユニークな形を作るには限界があります。複雑な設計が求められる場合には、木工や特注の部材を使用する必要があります

まとめ

システムブースは、展示会で使われる規格化された部材を組み合わせて作るブースで、設営や撤去が簡単で、コストを抑えられます。再利用可能なため環境にも優しく、準備期間も短縮できます。しかし、デザインの自由度が低く、ほかの企業と似たようなブースになりやすい点や豪華さや特別感を出しにくいというデメリットもあります。展示会の目的や規模に応じた、システムブースの選択が重要です。

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