派手すぎる展示会ブースがいけない理由
なるべく展示会の自社ブースに来てもらいたい時に、ブース自体を派手にしたいと考えることがあります。
ですが、ブースを派手にするとその思いとは裏腹なことが起きます。
なぜ、展示会ブースを派手にするといけないのかという理由について解説いたします。
必要以上に費用がかかる可能性があるから
展示会ブースを派手にするというのは相当お金がかかります。
適度であればそれほどかかるわけではありませんが、きらびやかにするのであればそれだけ費用がかさみます。
きらびやかにすれば、遠くから見ても目立ちますので、来てくれる人はそれなりにいるのではないでしょうか。
しかし、来てくれる人たちがちょっと派手だから見てみたいと思う人たちだけでればどうでしょう。
本当に来てほしいターゲット層には響いていないのであれば、それはお金をかけた意味がないといえます。
展示会を通して、自社の売りや強みをいかにターゲットに向けて売り込むのかということがとても重要です。
そのために展示会ブースを有効活用する必要があります。
ターゲットに向けて売り込むことができるのであれば、それは成功といえます。
膨大なお金をかけてきらびやかに装飾したとしても、ターゲットに向けて売り込むことができなければそれは意味がない努力といえます。
ターゲットに向けてどのようにアピールできるのかを考えないといけないです。
派手すぎることにより来てほしい人が敬遠するから
展示会ブースが派手すぎる場合には、ターゲットにしている人を遠ざける可能性があります。
人目を惹きつけることができますが、その逆に人を遠ざける可能性もありますので、注意したいところです。
きらびやかにすることは集客狙いであることが透けてわかりますので、ブースに訪れてもまともに相手してもらえないなという感じがするだけです。
本当に来てほしい人が派手だという理由によって来てもらえないとなると、展示会にブースを設ける意味がないです。
営業手段の一環としてブースを設けているにもかかわらず、ターゲットにしている人が訪れてくれないのはもったいないことです。
きらびやかなブースに訪れること自体を敬遠する人もいるからこそ、やりすぎないことこそが何よりも重要になります。
誰もわからないブースは問題外ですが、装飾がきらびやかすぎるブースも問題外だという認識でいましょう。
何の展示か分かりにくい可能性があるから
展示会ブースが派手なのは一見いいように思いますが、ただきらびやかなだけであれば、何の展示なのか分かりにくい可能性があります。
展示会に参加するのは目的を持っているわけですから、目的にそぐわないような装飾の多さはかえってマイナスです。
装飾の多さだったりきらびやかさは決して重要なわけではありません。
何よりも重要なのはターゲットに対して売り込みたい内容です。
何かを売り込みたいという内容に対して効果的に展示会ブースを活用しないといけません。
そのため、何の展示か分かりにくいのはプラスには決してなりません。
ただ派手なだけでいざ来てみても何もないとなると、何をしに来たのかわからなくなります。
何の展示か分かりにくいものに対して、進んでブースを覗いてみようとは思わないはずです。
通路から見て何をアピールしているのかが一目で分かるのが望ましいです。
展示会ブースを展開するのに、派手すぎるのは決していいことではありません。
それはなぜかというと、必要以上にお金がかかり、本当に来てほしいターゲットに来てもらえず、何の展示なのか分かりにくいからです。