第2位 スーパーペンギン株式会社
おすすめポイント | 小規模の展示会に強く、デザイン性を大事にしている |
スーパーペンギン株式会社は、特に展示会のデザイン性に関してかなり力をいれているようです。そのことは、シャープかつ洗礼された会社の公式HPを見ても分かるかと思います。展示会は第一印象や見栄えの部分もとても重要となるので、デザインノウハウの優れた企業に任せたいと考える企業は数多く存在することでしょう。
スーパーペンギン株式会社が優れたデザイン性の展示ブースを提供できている秘密は、社長である竹村尚久氏が直接デザインを手がけてくれる点にあります。数多くのクリエイターを抱えている展示会業者に依頼を行った場合、たまたま新人のクリエイターが担当となってしまう可能性も無きにしもあらずですが、スーパーペンギン株式会社であれば経験豊富な社長自らがデザインを手がけてくれるため、デザイナーの質に不安を抱く必要は無いのです。
しかし、なぜスーパーペンギンが1位ではなく2位なのかというと、スーパーペンギンが小規模展示会をメインとしているのに対し、規模にかかわらず全般的に手がけているリオエンターテイメントデザインと比較した場合、後者の方が魅力的であると個人的に判断しました。
商号 | SUPER PENGUIN株式会社 |
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資本金 | 4,500,000円 |
代表者 | 代表取締役 竹村尚久 |
設立 | 2005年6月2日 |
所在地 | 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-10-50 SEED花房山405 |
連絡先 | 03-6417-4497(受付時間:平日10:00~18:00) |
社員数 | 5名 |
事業内容 | 展示会ブースデザイン/展示会ブースセミナーの開催等 |
Contents
模型を使ったデザインがクライアントから好評
スーパーペンギン株式会社の会社概要を見てみると、設立年が2005年となっており、比較的新しい企業であることが分かります。それにも関わらず、年間100件程度の案件を請け負っており、順調に事業を拡大し続けているのです。
その強みはいったいなんなのでしょうか。やはり、デザインという分野に対して力を入れているという点が大きいでしょう。この会社では「来場者がいったいどのような気持ちで会場を訪れるか」ということを真剣に考えながら展示場のデザインを行っているようです。それによって、ブース位置の調整やインテリア、照明の具合などを詳細に取り決め、高い効果を出せるようにセッティングしてくれるのです。計算しつくされた展示会ブースの提供が、この会社の強みといってもよいでしょう。
とは言え、デザインについてあまり知識のない利用者としては、いったいなにをやっているのか不安になってしまうこともあるでしょう。そもそも、そのデザイン理論がいかに優れているかが利用者に伝わらなければ、案件を獲得することもできません。利用者にそのような心配を抱かせず、なおかつ自分たちの取り組みを評価してもらうために、スーパーペンギンではユニークなプレゼンを行っています。
それは、模型を使ったプレゼンです。デジタル技術が全盛の時代に模型というのはやや時代に逆行している気もしますが、その視覚的なインパクトはかなり大きく、パソコンでかんたんな設計図を見せられるよりずっとそのよさや魅力が伝わるでしょう。
利用者としても、模型が目の前にあればかなり実感が持てますし、早い段階で具体的な検討を行いやすくなります。一見アナログなプレゼン方法でありながら、かなり効果的なのです。
社長自らがブースのデザインを発案してくれる
デザインに対して強いこだわりを持っているのは、スーパーペンギンのスタッフだけではありません。社長である竹村尚久氏もまた、デザインに対して並々ならぬ熱意を注いでいるのです。
スーパーペンギンに展示会ブースの発注を行った場合、基本的には社長である竹村尚久氏が自らデザインを手がけてくれます。おそらくほとんどの利用者は「社長自ら」なんて思いもしませんから、打合せの場に社長が出てきて驚く、といったことも少なくないようです。
これはひょっとすると、スーパーペンギンがそれほど大きな会社でないからこそできる芸当かもしれません。規模の大きな会社はサービスクオリティも高いと思われがちですが、実際はそうとも限りません。従業員数が多い分、案件によってはまったくデザイン知識のない新入社員が割り振られてしまう場合があり、それが残念な結果につながることもしばしばあるのです。同じ金額を払ったのに、そういった面でクオリティに差をつけられてしまっては利用者としてはたまりませんよね。
社長が自らデザインを行うこのスーパーペンギンであれば、そうした「ハズレ」を引かされる確率が低いと言えるでしょう。
定期開催の展示会ブース集客デザインセミナーが役に立つ
スーパーペンギンでは展示会ブースの設営のみならず、ちょっとした教育研修的なものも行っています。
それが、定期的に開催されている「展示会ブース集客デザインセミナー」です。「展示会を開いたのに効果が出ないのはいったいなぜなのか」「もうすぐ展示会を開くから対策を行いたい」という方のために、展示会で必要なノウハウやテクニックを教えてくれるセミナーです。
展示会ブースの設営代行を利用するまでではないけれど、対策やテクニックを知っておきたいという方にとっては、なかなか役立ちそうです。
会期中の立ち居振る舞いにまでアドバイスを行ってくれる!
前述のようなセミナーのみならず、さまざまなテクニックについてもレクチャーを行ってくれるのが、スーパーペンギンという会社の特徴のひとつです。
いったいどのようなことを教えてくれるのかというと、たとえば立ち方や待ち方などの立ち居振る舞いについてです。「あまり役に立ちそうにない」と思われるかもしれませんが、実はこれってとても大事なことなのです。
ただ立っているだけでも、それを見る人がどう感じるのかは大きく変わってきます。立ち姿や待ち姿を見て好感を覚えることもあれば、不快感を及ぼすことだってあるのです。そして、そのような立ち居振る舞いがダメな方に限って、そうしたことをわかっていません。
展示会の反応が悪いという利用者は、一度スーパーペンギンのレクチャーを受けてみるとよいかもしれません。ひょっとすると、思わぬウィークポイントが見つけられるかもしれません。
ひとつの展示会では3~5社までしか対応していないため、利用できないことも
スーパーペンギンという会社は、スキルに関してはかなりよいものを持ってはいるものの、そこまで多くの案件を受けることはできていないようです。
たとえば、ひとつの展示会につき、受けられる案件の数は規模によって3~5社ということになっています。ですので、申し込みが遅くなってしまった場合は、定員オーバーによってサービスが受けられないということもありうるのです。