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展示ブースの最適な通路幅・動線とは

公開日:2025/06/01  

動線

展示ブースの内容を顧客がストレスなく体感するには、適切な通路幅や動線の設計が欠かせません。展示内容がよくても、快適にブース内を移動できなければいい印象は与えられません。本記事では、展示ブースに最適な通路の幅や最適な動線をつくるためのポイントを詳しく解説します。展示会への参加を検討している企業はぜひ参考にしてください。

展示ブースの通路幅の目安

展示会ブースの通路幅は、120cm以上が最適とされています。大人ひとりが通るのに必要な幅は約60cmですが、人同士がすれ違う広さを考慮すると、通路幅は120cm以上が理想です。

通路幅が狭いと来場者は窮屈さを感じ、ブースに入らなかったり、すぐに離脱してしまう可能性があります。とくに、展示会では居心地のよさが重要です。狭すぎる通路はブース内を自由に歩き回るのに不便さを感じさせ、展示品を見る意欲を削ぐ原因にもなります。

展示ブースにおける最適な動線設計のポイント

展示会ブースの快適な動線設計には、通路幅以外にも重要な要素がいくつかあります。動線設計を上手に取り入れると、来場者がブースに引き寄せられ、展示品が自然と目にとまりやすくなります。その結果、集客効果の高まりが期待できます。

ブースの外から見てもわかりやすい動線

展示ブース内の動線設計だけでなく、来場者がブースに足を踏み入れる前から動線がわかりやすく整理されている環境も大切です。展示会では来場者が限られた時間で多数のブースを回るため、忙しく移動しています。

移動の際、外から見て動線がわかりづらいと、来場者はそのブースを避けてしまう可能性が高くなります。自然にブースへ足を運ばせるには、動線が明確にされている必要があります

入口と出口をはっきりと区別することや矢印や番号で順路を示すなど視覚的に誘導する方法も効果的です。動線を意識した配置や設計により、来場者はスムーズに、迷うことなく展示品を見て回れます。

動線は左回りが自然

人間の自然な動きとしては左回り(反時計回り)が最も適しているとされています。左回りは、陸上競技のトラックや野球のベース、さらには自動車やバイク、競輪、競艇など、さまざまなスポーツやレースなどに採用されている点からもわかります。

心理学的にも心臓が左側にある利き足が右足の人が多いなどが理由として挙げられますが、確定的な理由は明確ではありません。

それでも、マーケティングの分野では左回りの法則が活用されていて、スーパーやコンビニなどの店舗レイアウトでもよく見られます。左回りの法則は展示会のブースにも応用できるため、動線設計を行う際にはぜひ左回りを意識してください。

展示品が自然と目に入ってくる動線

展示品の配置や動線設計で重要なのは、来場者の視線を意識した設計です。ブース内を歩いていくうちに、来場者が自然に展示品に目を向けやすい動線設計が求められます。展示品が目に入る位置や配置の工夫により、来場者が展示品を見逃さず、興味をもちやすくなります。

視線の方向だけでなく、展示品の高さにも配慮が必要です。高すぎても低すぎても、視覚的に見づらくなるため、適切な高さでの配置が重要です。また、展示品をブース内だけでなくブース外の通路を歩いているときに見えるよう配置しておくと、さらに集客効果が高まります

まとめ

展示会ブースの設計で最も重要なのは、通路幅と動線の最適化です。通路幅は120cm以上が理想です。狭い通路は来場者を不快にさせ、離脱を引き起こす可能性があります。さらに、動線設計では外からもわかりやすい動線を意識し、来場者が自然に進む左回りの法則を取り入れることが効果的です。展示品は来場者の視線を意識して配置し、視覚的に引きつけブースへの関心を高めると、滞在時間を延ばせます。快適な動線と配置により、ブースの集客効果を大いに高められます。

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