展示会のシステム部材ブースとは?メリットとデメリット
商品やサービスのピーアールをする方法として近年では、オンラインマーケティングがメインとなりつつあります。
しかし昔ながらの方法である展示会には、オンラインマーケティングにはない魅力があります。
そのため多くの企業は展示会にも参加したり開催したりしています。
実物を見たり手に取ることができるというのは、展示会ならではの魅力でないでしょうか。
展示会に出展すれば必ずしも顧客習得に繋がり、商品やサービスなどのPRに繋がるというばかりではありません。
大切なのはブースのパネルレイアウトやデザインなど、ブースがいかに目を引き興味を持ってもらえるかです。
システム部材は様々な展示会やイベントで使われています。
システム部材のメリットについて
システム部材は木工とは異なり何度も再利用することができるので、ブース設営のコストパフォーマンスが優れています。
すでに形が決まっていることで部材の出庫準備をするだけでよく、あとは展示会の会場へ運搬するだけで準備ができます。
手間がかからず簡単というのは良い点ですね。
組み立てていくだけでよいので、ブースの設営や解体が簡単で制作期間も短くて済みます。
地球環境にも優しいというのも良い点であり、企業として環境への配慮もしている好印象を持ってもらいやすいです。
異なる部材を組み合わせることにより、曲面やサークルを表現したブースを設営することができます。
再利用できる部材を使うので無駄にすることもなく、撤去する時にも廃材が少なくて済むので一石二鳥です。
システム部材が向いているのはどんな時か
一度限りの展示会出展となれば、木工のブースよりも一度のコストは高額になるケースも多いです。
しかし何度も展示会に参加したり開催する予定がある場合には、システム部材を選んでおいた方がコストを抑えられます。
回数が多ければ多いほどシステム部材が向いているといえるのではないでしょうか。
毎回展示会で内容をそれほど変える必要がなくデザインも同じでも良い場合は、システム部材はかなり適しているといえます。
PRしたい商品やサービスなどの状況に応じて選ぶべきです。
注意しておくべきポイントについて
システム部材は決まったサイズや形の制限があり、その中で装飾を考えなくてはなりません。
どの展示会でも似たようなデザインになってしまいがちというのは、デメリットと言えるのではないでしょうか。
サイズが決まってしまっているので、ブースに合わせて細かな調整をすることも難しくなってしまいます。
しかし、経験豊富なブース制作業者なら独自性を出したブースを作成できたりと、対処方法も存在しています。
システム部材ブースは幅の決まった棚などを利用し製品をディスプレイしていく必要があります。
壁に釘やビスを打つことはできないということも念頭においておかなくてはならない点です。
展示会ブースは、商品やサービスをきちんと伝えることができるのかを左右する重要なポイントとなってきます。
どんなに商品やサービスが良くても、足を止めてもらえないことには意味がありません。
何度も展示会に参加する場合や手間を少なくしたい場合にはシステム部材のメリットが生きてきます。
制作を専門としているプロの業者に依頼することで、よりスムーズにイメージ通りのブースに仕上げてもらうことができます。
どのようなブースにしたいかイメージを固めた上で複数の業者に相談し、システムの部材が向いているかを判断しましょう。