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技術だけの会社でも展示会に出展する意味はある?

公開日:2022/11/15  


展示会といえば新製品をアピールし、どんな商品を作っているのかを知ってもらう場というイメージがありますが、製品がない場合はどうすればいいのでしょう。技術だけでも参加することは可能なのでしょうか。この記事では、製品なしに技術だけで、展示会に参加する際にすべき工夫やアピールの仕方などを解説していきます。

技術はあるけど製品はない!出展してもいいの?

技術はあるけど製品がないという企業において、製品がないと展示会に参加できないのでは?と考える人も多いかもしれません。また、製品がないとアピールできるポイントが少なく、見栄えも悪いと考える人もいるのではないでしょうか。たしかに製品がある方が、展示会には向いているかもしれません。

しかし、製品がなくても展示会に出展することは十分に可能です。大切なのは、来場者が求めているものに応えることができるかどうか、また、良さやメリットが伝わるように、プレゼンできるかどうかです。来場者の中には製品ではなく、技術を求めている人もいるかもしれません。工夫次第では製品がある状態と同様に、来場者にアピールすることもできますよ。

見栄えを気にしてみよう

製品があるほうが視覚的にわかりやすく、人の目を引きやすいのは事実です。しかし、技術しかない場合でも、展示会に出展して結果を残すことは十分に可能です。その際には、技術をモノ化してプレゼンすることが、成功のひとつのポイントです。

技術だけだと目に見えず、文章や口頭で説明するのも難しいですし、相手の目に留まらない可能性が高いです。しかし、その技術を使ったモノを作ることで、見栄えも良くなりますし、その技術がどのようにすごいのか、どのような場面で活かされるのかを瞬時に知ることができます。また、目の前で技術を披露できるため、信頼を得やすいというメリットも。製品として捉えられてしまう可能性もあるため、モノではなく、技術に注目してもらえるようなプレゼンができるとなお良いでしょう。

また、複数の技術がある場合には、それぞれの技術を使ったモノでアピールするのがベストです。一つにまとめてしまうと伝わりにくく、印象にも残りづらいからです。なるべく一番アピールしたい技術をメインに、それに付随するような技術に関しても、せっかくならモノを使ってアピールすると良いでしょう。

製品を体験できるものがあればなおよし!

技術をモノで表現することで、わかりやすくなるうえに長々と説明する必要もなくなりますし、双方にメリットが生まれます。せっかくその技術を使ったモノを使ったのであれば、それを体験できるようなものに工夫してみるのもおすすめです。体験できるように工夫することで、来場者の印象に残りやすいだけでなく、その技術の凄さなどを体感してもらえるメリットもあります。

人は目で見たものよりも実際に体験した出来事のほうが覚えてているもので、印象に残りやすいという特徴があります。そのため、技術をただ製品化するだけでなく、来場者が体験できるように工夫するといいでしょう。製品がない分、そのような点で工夫しなければ他社に負けてしまい、埋もれてしまいかねません。逆に言えば製品を売るだけの企業にはないような、多岐にわたる技術を誇っていることがアピールできれば、技術だけでもほかと差をつけることは十分に可能です。

まとめ

製品がないとアピールやプレゼンが難しく、注目してもらえないと思われがちですがそんなことはありません。技術だけでも展示会で他社と競うことは十分に可能です。自社の自慢の技術を展示会用にモノ化することによって、来場者へわかりやすくメリットを伝えることが可能になります。また、体験型にすることによって、さらに印象に残りやすくすることができます。しっかりと良さが伝われば、新しいビジネスのチャンスに恵まれるかもしれません。技術だけでも諦めず、工夫して出展してみてくださいね。

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