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初めて出展する方向け!展示会でやりがちな失敗と防止策

公開日:2021/09/01   最終更新日:2021/10/15


営業も兼ねて展示会への出展を考えている企業も多いでしょう。しかし初めて出展するとなると、右も左もわからないのが事実です。失敗をする方も少なくありません。そこで今回は、展示会初心者に向け展示会でやりがちな失敗と防止策を徹底解説します。じっくり読んで、初めての展示会でも商談を成功させるきっかけをつかみませんか。

なんとなく近寄りがたい

出展側は気づきにくい部分ではありますが、出展ブースには雰囲気があります。来場者から見て、近寄りがたい雰囲気になっていることも少なくありません。とくに注意してほしいのが出店側の企業スタッフが大人数でブースの前にいるようなケースです。これでは多人数に囲まれて、強引に契約を迫られてしまう、との印象を与えかねません。

もちろん説明をしっかり行いたい、といった意欲が関わってのことと思いますが、それでも圧迫感を与えるのはマイナスなのです。なるべく来場者に親近感を持ってもらうためにも、ブースの規模に合わせた人員配置を徹底させましょう。展示会に出展したことはなくても、展示会に参加したことがあるのではありませんか。その時に、どのようなブースが見やすかったか思い起こしてみましょう。そこにヒントが隠れています。

どんなサービスを実施しているのかわかりにくい

展示会でアピールしたいのは何でしょうか。商品やサービスのはずです。しかし中には企業名を大々的に掲載して、どんなサービスや商品を取り扱っているのか書いていない企業は少なくありません。そもそも来場者は、1つのブースにそれほど時間をかけていません。したがって、どんな商品やサービスを取り扱っているのかわかりにくいのは致命的なのです。

チラシ等の作成もおすすめ

商品やサービスをより明確に宣伝するために、チラシを作成するのもおすすめです。なるべく文字を少なくし、視覚的にわかりやすいものを作成するとよいでしょう。チラシについては、展示会の後に家に帰ってからでも読めるものであり、興味を持ってくれたら後日連絡をしてくれるかもしれません。低予算で作成できるものでもあるので、作る価値は充分です。

パフォーマンスの実施も検討しよう

商品やサービスの実演をすることも検討しましょう。より明確に売りをアピールすることにつながるからです。ただパフォーマンスに関しては、わかりやすさが重要であるため、実演する前に何度も練習しておくことをおすすめします。

ブースの印象や位置がよくない

ブースが目立たないことも、展示会で失敗する要因の一つです。そもそも展示会では同じサービスカテゴリで出店場所をまとめられてしまいます。つまり近くに競合他社がおり、そこに埋もれてしまうケースが多いのです。来場者は、特徴がないブースには寄り付きません。特徴があり、ユニークなブースへと流れてしまうのです。

ブースを目立たせるためには、ウリを明確にすることです、商品やサービスを多く並べても印象が薄れるだけなので、とくにアピールしたいものを1つか2つに絞りましょう。そうすることで印象度が大きく変わってくるはずです。

またブースの第一印象も展示会の成功のためには重要なところです。サービスの展示が雑ではありませんか。照明が暗かったり、スタッフに笑顔が足りなかったりしませんか。ちょっとしたことではありますが、印象に大きく関わる部分なので事前に確認し、問題がある場合は改善しましょう。

展示会で必ず考えるべきポイントとは

ターゲットを明確にし、何をアピールするのかを必ず考えてください。そもそもの部分ですが、なぜ展示会に参加するのでしょうか。自社の商品やサービスをアピールするためだと思いますが、その商品やサービスを求めるターゲット層およびそのターゲット層が求めていることを考えることが必要不可欠です。

またアピール効果を高めるために、印象的なキャッチコピーも考えておきましょう。少ない文字で明確に伝えられれば、展示会後の反響も高まります。

まとめ

展示会でやりがちな失敗と防止策をお伝えしました。なんとなく近寄りがたい、どんなサービスを実施しているのかわかりにくい、などのブースがとにかく多いのが実情です。参加することに意義があるとの企業もあるでしょうが、どうせなら商談まで持っていきたいはずです。成果を上げたいならターゲット層とターゲット層が望んでいることを意識し、その上でブースの雰囲気を高めることが大事です。

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