展示会ブースの木工ブースとは何?
オンラインマーケティングが主流となっている今の時代ですが、そんな現代でも展示会のピーアール効果はかなり高いとされており、商品やサービスを紹介し集客や顧客の確保を行なっている企業は少なくありません。
実際に見たり手に取ることができるというのは、展示会だからこその利点ではないでしょうか。
しかしどんなに良い商品やサービスでも、見てもらえないことにはアピールのしようがありません。
展示会ではブースのデザインや配置といった良し悪しがかなり重要になってきます。システムブースと木工ブースがありますが、よりこだわりたいという場合には木工ブースが適しているといえます。
展示会の木工ブースの特徴について
その名の通り木材をメインに使用して施工したブースであり、ベニヤなど木材で作ったブースのパーツに壁紙や長尺シートを貼って作っていく、展示会ブースでも一般的でよく目にするスタイルとなっているのも特徴の一つです。
展示会を木工ブースにするメリットについて
木材ということもあり、カーブを使った曲面のデザインや丸型を始めとし自由度が高くなるので、よりオリジナリティーの高い装飾やデザインをすることが可能となり、イメージしている通りのブースを実現しやすくなるというメリットがあります。
レーザーを使いカットもできることから、より複雑な形状も作製することが可能であり木材はサイズにも決まりがないので、寸法も自由に変えることができます。
木材なので当然木工の造作物との相性も良く、木工造作物と釘やビスで連結して複雑なデザインにも対応させることができます。
壁紙やシートを貼るといった方法でカラーリングすることができるので、手間もかからず簡単です。
木材ということから、一度だけという範囲で見るとコストパフォーマンスにも優れており、何度も展示会に参加する予定はないという場合には金銭面の負担の軽減にも役立てることができる可能性が高いです。
注意しておくべきポイントについて
デザインに合わせてオリジナルの木工造作物を作ることになり、基本的には一度展示会で使用すればその後は廃棄となり、システム部材を再利用することができるシステム部材ブースよりも価格が高くなってしまうケースが多いので、金銭面も考えておくようにしなければなりません。
また、木材の拾い出しをし、加工をしてクロスや壁紙を貼るといった流れとなっており、ブースの完成までの制作期間はある程度長くなりに手間もかかるということは、頭に置いておかなくてはなりません。
なので期間には余裕を持って準備に取り掛かることが必須となっています。木材ということもあり廃棄物もでやすく、撤去する方法や処分に関しても考えておくべきです。
企業ごとに商品やサービスなどピーアールしたいものには違いがあり、こだわりもそれぞれ異なるのは当然のことと言えます。
いかにブースが目を引いて集客できるのかによって、成功するかには大きな差が生まれることは間違いありません。
こだわりを表現することができるブース装飾だったり、デザインの自由度が高いのはやはり木工ブースではないでしょうか。
自由度が高くこだわっているポイントを実現させたい時には選ぶべきと言えます。ブース装飾やデザインは素人が行ってもうまくいかないことが大半であり、成功させるためには展示会ブース制作会社に依頼するべきです。
得意としている素材は何かという点や、実績は豊富にあり好みに合っているのかということも確認しておかなくてはなりません。
木材を使っていればどんなものでも大差はない仕上がりになると考えてしまいがちですが、実績豊富なプロに依頼するのと、素人が制作するのとでは同じ素材を使っても仕上がりに大きな違いが生まれやすく、木材は繊細なものということも頭においておかなくてはなりません。