紙の資料じゃ伝わりにくい!展示会でデモ製品を用意する意味
展示会を行う際は、顧客により製品のよさをしってもらうためにさまざまな工夫が必要です。展示会を成功させるためにも、デモ展示を検討してみましょう。こちらの記事では、デモ展示のコツや成功させるためのポイントについてまとめています。チェックしてみてください。
Contents
デモ展示とは
展示会のような広い会場では、資料を使った説明では、なかなか製品のよさを伝えることができません。新型コロナウィルス感染症の影響でオンライン展示会が開催されているケースもありますが、オンラインになると余計に資料では見にくい、伝わりにくいでしょう。
デモ展示は、実際の製品を見せて行うため、製品の魅力をしっかりと伝えることが可能です。デモ展示のイメージがわかないという方は、テレビショッピングを思い出してみてください。製品のよさが伝わってきますよね。デモ展示は、テレビショッピングを目の前で見ているというような効果が期待できます。
デモ展示のコツ
展示会と聞くと、さまざまな製品を展示するだけのイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、ただ展示しているだけでは製品のよさを伝えていくことは難しいです。展示した製品をよりPRできるように目の前で使用してみたり、製品を触ってもらったりするようにしましょう。
実際に展示しているだけよりも、使っているところを見てもらう、操作してもらうほうが、集客率が高くなるという結果も出ています。また、言葉だけではなかなか説明できないことも、動かしながら説明すると説明しやすくなるということもあり、展示会で説明するスタッフも展示会では動かす展示手法が実践しやすいと感じる人が多いです。
展示会を成功させるには?
展示会を成功させるためのポイントをまとめます。
■展示会の目的をはっきりとさせておく
展示会を成功させるために、展示会の目的をはっきりと決めておきましょう。目的とは、展示会によって、どのようなことをお客さんに認知してもらいたいのかということです。企業のイメージをPRしたい、企業の名前を知ってもらいたい、製品について認知してもらいたい、新規顧客を獲得したいなど目的があると思います。その目的を達成するためには、どのような展示の仕方をすればよいのか考えていきましょう。
■展示会の準備は念入りに
展示会を成功させるためには、事前準備が欠かせません。自社のサービスが伝わるブースを企画してください。社名が目立ってしまい一体どのような製品を扱っているのかよくわからない、製品が並べられているだけで特徴がイマイチわからないなどとなっては、せっかく展示していても意味がありません。興味を持ってみてもらうことができるように、チラシやリーフレットも作成し、呼び込みしましょう。新規顧客以外は、事前にDMを送付してイベントの告知をしておくのがおすすめです。
■当日は役割分担をしよう
展示会当日は、役割分担を行いスムーズな誘導をしていきましょう。集客担当、デモ担当など分担することで、お客様を待たせることなく製品の説明ができます。せっかく集まってもらえても、忙しそうにしていたり声掛けをしたりしてもらえないと、ブースを立ち去ってしまう可能性もあるので注意してください。
■展示会の後のフォローも
展示会が終了したら受け取った名刺を整理して、ニーズがありそうか、難しそうか分類分けしてください。展示会の際に話を聞いて感じたことや、製品説明をして感じた相手の反応などから分類分けしていきます。そしてニーズが高そうだと感じたお客様には、展示会に来ていただいたお礼と、製品についての商談など話を進めていくとよいでしょう。
展示会でデモ展示することで、集客率を高めることができるだけでなく、新規顧客獲得もより行いやすくなります。成功のためのコツを押さえて展示会を開きましょう。