【展示会ブースの配置】必要最低限の設備とレイアウト方法
東京の展示会ブースは商品の展示を目的としているので、ブースの設備や配置などはあまり関係がないだろうと考える人もいます。しかし、設備には最低限のものが必要ですし、レイアウトも大切だということを理解しておくと、展示品をさらに良く見せることが出来ます。レイアウトの仕方や必要最低限の設備とは一体どんなものなのでしょうか。
業者選びは下調べをしっかりとして決めよう
東京に限らず、展示会を行うのならまず展示会業者選びをしっかりと行う、下調べをしておくことが大切です。コストパフォーマンスの良さばかりに気を取られるのではなく、情報収集はネット上以外にも口コミ、そして業者へ気になる点を直接問い合わせることをおすすめします。
その返答のわかりやすさや話し方、接客態度を見逃さず、選定を行う上でもこれらを大切なデータと考えて絞り込み、より良い業者を選べるようにしましょう。 どんな仕事でも下調べを事前にきちんとしておくと、必要になるデータを採取しやすくなります。展示会はお客様あってのものなので、お客様が分かりやすく知りたい事柄をきちんと理解が出来る状態でなければいけません。
それを叶えるためにも、展示会業者の選び方は非常に重要です。ネット上でわかることだけを頼りにすると、当日困った事態になってもそれに対処が出来ない場合もあるので、事前に業者へ質問しておくべき内容の物事はしっかりとしておきましょう。
必要最低限の設備で大切なのはヒトモノハデ
展示会は東京ともなれば多くの来場者が訪れるので、自社の商品をよりよく理解して手にとってもらえることが大切です。そこで展示会のブースで準備しておく最低限のものは、ヒトモノハデの3つだと言われています。
ヒトはヒト、モノは商品でハデというのは装飾のことです。ブースで接客するのに十分なヒトと来場者へ満足できるだけの情報源を与えられるモノ、そして遠くからでも認知をしてもらえるようなハデの3つは最低でも必ず揃えておくべきです。
人はその広さに合わせて割り出して配置すること、休憩なども考えて人数が常に少なくなりすぎないように配置することです。物では展示品はもちろんデモ機やカタログ、アンケート用紙にかんたんな商談ブースは必須です。カタログは持ち帰ってから読み返す人が多いので、展示品とデモ機を中心に設置すると良いでしょう。
ハデといわれる装飾は、ギラギラしたものよりもピカピカを意識しておくことをおすすめします。ハデと言ってもギラギラとした下品なものは人が避けやすい印象を与えます。ピカピカとして、遠くからでもここはなんだろうと意識されるものにするべきです。
展示会ブースのレイアウトの重要性を知っておく
展示会ブースのレイアウトは東京だろうが、地方だろうがしっかりと意識したものにすることが大切です。まず、来場者は出来るだけ時間内にいろいろな展示会ブースを回りたいので、奥まで見たり詳細なことが知ろうとすることは多くありません。そのため、効率的に見られる工夫をすることです。
段階的に商品を知ることが出来る展示にしておくと、スムーズに商品を確認出来るためその印象を強く残すことが出来ます。商品のサンプルや説明が分かりやすい内容のパネルなどを前に出し、足を止めて見たくなるようにするのです。
また、東京などの展示会では出店している業者も多いため、一度にすべてを回ることは難しい場合もあります。その業者が出している展示品がどのようなものなのかをすぐに理解出来る工夫をしましょう。たとえば、展示会ブースの場所によっては通路に商品の特徴を描いたパネルを出すだけではなく、遠くからでも理解出来るようにブースの上部分に商品でアピールしたいことを書いておくのです。
展示会はその商品をどのようにアピール出来るのか、ということがとても重要です。展示会ブースは東京など人が多いところでは出店されているところを出来るだけ多く回りたい、という来場者がたくさんいます。そこでレイアウトと必要最低限の設備は必ず意識した展示会ブースを作成出来るように下調べをしておきましょう。