東京で展示会ブースを出すことは“集客の手段”!参加が目的にならないために意識するべきことは?
東京で展示会ブースを出すのは、あくまで集客の手段で目的ではないです。せっかく沢山の人が来場しているのにそこに参加するだけではもったいない為、参加するのを目的にせず、多くの見込み顧客を獲得する為にやるべき事は色々とあります。では具体的にどのような事を意識して展示会ブースを出せば良いのかを詳しく見て行きましょう。
来場者が展示会に求めるものを理解し、とにかく簡潔に伝える
展示会ブースで意識しなければならない事は、来場者が何を求めて来ているかという事です。特に東京で開かれるような大規模な展示会に来場者が求めているのは新しい情報です。 その為来場者は出来るだけ沢山のブースを回り、少しでも新しい情報を手に入れようとするので、少し目が留まったブースで、そこの担当者に捕まって長々と話を聞かされるのは嫌がります。
では来場者に自ら興味を持ってもらい足を止めてもらうにはどうすれば良いかというと、瞬間的に興味を持ってもらえるようなデザインにする事です。 方法の1つとして、有効なのが通路側の展示台に来場者が興味を持つようなものを展示するという事です。通路側であれば、来場者がブース内に入らなくても気軽に見る事が出来ます。そこで興味を持ってもらえればブース内の中に入ってきてくれます。
しかしここに注意ポイントがあります。いくら自社の製品をアピールしたいからといって最新の商品を置いた所で、それが興味を引くとは限りません。 大切なのは、如何に簡潔に情報を伝えるかという事です。
来場者が自社の展示ブースを通るのはせいぜい数秒程度しかありません。 その一瞬で相手の目を留まらせるには、簡潔に自社の名前とどんな商品を扱っているか、そしてそれにはどのようなメリットがあるかというのを短くまとめたキャッチコピーと共に掲げるようにしましょう。
自社のブランドイメージを色や照明を使ってはっきりさせる
展示会ブースで来場者の目を引くには、自社のブランドイメージをはっきりさせる事が重要です。その為には色をある程度統一させると良いです。 どうしてもブースの色使いがバラバラだと、統一感がなくなってしまいごちゃごちゃした印象になり、来場者からすると何をアピールしているのか分かりません。
しかし使用する色数を抑えて、フォントの種類も統一する事でかなりまとまった印象になります。ブースのデザインは、あらかじめ会社やブランドのイメージで決める事がほとんどですが、あえて商品コンセプトに合わせて変えてみたり、他社があまり使用しないような色を使って目立つという方法も有効です。
例えばエコや環境をテーマにした展示会だと、多くの企業が緑を使いますが、それだと目立ちません。そこで他社があまり使用しないような赤をメインカラーにすると、一気に来場者の目を引く事が出来るのでおすすめです。
もちろん照明もしっかりと計算して当てなければなりません。いくら来場者が目を引く色のブースを作っても、照明の当たり方で台無しになってしまう事もありますので、そうならない為にもきちんと計算して製品や看板に照明が当たるようにしましょう。
来場者の導線を考えながらブースデザインする
東京の展示会ブースで、ただ参加するだけにならない為には、来場者の導線を考えてブースデザインをするという事が大切です。
自社のブースをどこにするかは、自分で決める事が出来ません。会場側から割り当てられたスペースで何とか自社の製品をアピールする必要があるので、展示する場所が決まったら、来場者は入り口からどのような順路で会場を回り、自社のブースはどう目に映るのかを想像しながらデザインをしていく必要があります。
例えばメイン通路から近くに自社のブースがあれば、それ程派手なデザインにする必要はありませんが、メイン通路から離れた場所に割り当てられてしまった場合は、遠くからでも目を引くようなデザインにしなければなりません。そうしなければよほどの事がない限り、来場者は足も運んでくれません。
そこで例えば会社名や商品のキャッチコピーはなるべく高い位置に掲げて、遠くからでも見えるようにしたり、派手な色でブースを目立つようにするという方法が効果的です。
東京のイベント会場で展示会ブースを出すのは、自社の製品をアピールして見込み顧客を増やす為です。参加するだけで満足していてはもったいないです。
来場者は新しい情報を求めているので、彼らに興味を持ってもらえるように、他社よりも目立つような色を使って展示ブースを作るようにしましょう。 また来場者の導線も考えてブースデザインをすれば、多くの集客にもつながりますので、これらを意識してブースを作ると良いです。