展示会ブースの装飾は自作でできる?
東京での展示会ブースを業者任せにしたくない、そうした場合にはデザインに携わることもあるでしょう。しかし、自分たちで作るのならば、装飾に関する知識も少なからず必要ですし、デザインセンスも必要になるのではないでしょうか。ここではブースの装飾を自作できるのかどうかについて見ていきたいと思います。
どれだけの予算が出せるのかもポイント
東京は魅力的な企業がたくさんあって、それこそ対消費者・法人向けのサービスや製品も存在しているでしょうから、その魅力を最大限引き出すなり、引き立てる展示会ブースを作ってくれる業者もいます。イベントの企画や運営、そして施工まですべて請け負うこともします。展示会ブースがそれだけ大規模になれば体力に自信のある若手の業者がおすすめです。
しかも東京というだけあって、展示会のデザイン性に力を入れていなければなりません。たくさんの人が来場するなら、たくさんの展示会ブースがあるなら、周りに差がつくのはデザインです。そのため、成功する展示会ブースを作るならば、デザインノウハウのある業者に任せる企業が大多数を占めているともいいます。
ここで気になるのは、装飾くらいならば自作でできる可能性でしょう。結論からいえば、自作でできないことはありません。業者に任せるのは次回に持ち越して、実際に自分たちで装飾してみることで判断してもいいでしょう。自作にしても業者に任せるにしても、成功するコツは第一印象や見栄えの部分です。自分たちで作るにしても、どれだけ予算を出せるでしょうか。
とある業者では、デザインだけで60万円から100万円という費用をかけることで魅力的に魅せるそうで、お金をかけるだけの効果はやはり否定できない部分にもなります。
仕事に支障が出ないようにやってみよう
もしも、コストパフォーマンスを抑えるために、自分たちで展示会ブースを自作すればいいと考えているのならば、まずは、業者とのレベルの違いを理解しておきましょう。装飾は自作でできるものの、専門知識があるデザイナーがいてこそですし、作業できるスタッフがいてこそ可能になります。
展示物が大きくなれば、それだけの装飾品が必要にもなり、デザインの知識も問われるでしょう。照明だけでもバリエーション豊富にありますし、目を惹くものとなるのはパネルでしょうが、インパクトのあるパネルを用意するのも自分たちです。東京というだけあって、クオリティの差があらわになることさえあり、イメージに近づけたいのなら業者に任せることをおすすめします。
また、展示会ブースを作るだけでなく運営もおこなうワケですし、本来の業務もおこなう必要もありますから、同時進行するにはスタッフの身体的・精神的負担も考えて準備をしましょう。展示会への出展の目的は、サービスや製品のマーケティングというものです。だからこそ企画は自分たちで、施工は業者に任せるほうがクオリティの高いものに仕上がるのではないでしょうか。
おしゃれを盛り込んでみるのもポイント
装飾を自作でするならば、提供するサービスや製品とかけ離れているものは飾らないこともポイントです。注目を集めるものでも、そのサービスや製品の魅力が伝わらないのなら、契約に結びつきにくくなります。業者いわく、情報をたくさん盛り込むより、来場するお客さん目線で考えることをアドバイスしています。シンプルに仕上げることが功を奏するようです。
また、出展数の多い東京での場合には「おしゃれ」な装飾がよいといいます。女性向けならば、特に目を惹く看板がおしゃれであるだけでも、ブース内に足を運んでくれるキッカケになるようで、第一印象にこだわるといいでしょう。
目立つ色彩や光る電飾、動画や音声などもインパクトがあり、目を奪う要素です。もちろん、記憶に残るセールストークがあってこそなのですが、規模や開催エリアなどに合わせて作りましょう。また、失敗から学ぶことも成功率をあげるポイントになります。
サービスや製品の情報を提供するイベントでは、企業は展示会ブースを作ることになります。もちろん、専門となる施工業者に任せることができるのですが、装飾を自作でやりたい、という企業も少なからずあるでしょう。自分たちでやるからには、施工業者とのレベルの違いがあることを理解しておき、そのレベルや開催エリアや規模に応じて作り込みましょう。失敗から学べることもありますし、成功することもありますから、チャレンジしないのは損かもしれません。