展示会で正方形のブースを活用するには?
東京で展示会ブースを作るときには、見せ方にも気を付けなくてはいけません。正方形の小さなブースは、見せ方をほんの少し工夫するだで、集客率を効果的にアップしてくれる可能性があるのです。
でも、どれが正解なのかわからないと、大失敗をしてしまう可能性もあります。そこで展示会ブースのレイアウト方法などについて詳しく解説します。
正方形のブースを効果的に活用する方法
正方形の展示ブースで意識したいのは、どのようにレイアウトするかという点です。来場者は、一つ一つをゆっくり見ている時間はありません。パッと見て興味がなければ、すぐにその場を去ってしまう可能性があるのです。
特に、正方形の場合は長方形タイプと違い、中が狭いという欠点があります。正方形のブースを使うときには、いかに中を広く見せるかが必要です。そして、奥に展示物をレイアウトしても、来場者が入りにくいと考える可能性が高いので、入り口から奥の方へと誘導するように展示するようにレイアウトすると効果的です。
また、入り口に人が立っていると、威圧感を与える可能性があります。立つときには、入り口の邪魔にならないように立っていることが必要です。大切なことは、来場者にとって入りやすいかどうかということです。
カラーを意識することも大切
展示ブースのレイアウトにこだわるのも必要ですが、カラーにも意識を向けることが重要です。たとえば、明るく見せようと思い、赤やオレンジといった原色の色を取り入れてしまうと、目立つ可能性は高くなりますが、目立ちすぎて嫌煙する来場者もいるでしょう。また、青や黒といったカラーは寒さを連想させてしまい、マイナスなイメージを持たれる可能性もあります。
大切なことは、来場者が入りやすいカラーを取り入れることです。パステルカラーだったり、 自然の色である緑や茶色といった色を多く使うと良いでしょう。パステルカラーは、柔らかな色で、入りやすさを演出してくれますし、緑や茶色は安心感を与える力があります。
そして、企業をイメージさせるカラーを多く使うことも重要です。来場者にカラーを印象づけることで、企業のイメージを定着させることができます。正方形のブースは狭いため、カラーを工夫して見せることが重要になります。
やってはいけない装飾方法を確認
展示ブースを出すときには、これだけはやってはいけないという方法を覚えておくと良いでしょう。それは、あまりにも装飾品を多く取り入れることです。たとえば、明るいライトを取り入れると、集客率を上げると考えている人もいるでしょう。
確かに、インパクトもありますし、他のブースとの差別化をはかることができます。ですが、華やかすぎるブースのところには、なかなか来場者が集まるということは難しくなります。なぜかというと、あからさまに人を集めるための演出だとわかってしまうからです。
来場者は、華やかな物が見たいというわけではないのです。来場者のことを考えて、華やかな装飾よりも、遠くからでも何を紹介したいかわかるように工夫をすることが大切です。
展示ブースは、好きにアレンジすることができるため、企業にとっても力が入ると思います。ですが、アレンジ方法を間違えてしまった場合には、どれだけ素晴らしい商品やサービスを提供しようとしても、失敗に終わってしまう可能性があるのです。
どうすれば効果的なレイアウトができるかわからないというときには、他の企業のブースを参考にしてみると良いでしょう。人がたくさん集まっているブースと、人がほとんど集まらないブースでは、何がどう違うのかを確認すると、正しいブース作りが何かというヒントになるのではないでしょうか。
また、空間デザイナーなど、レイアウトに強い職業の人に相談してみるというのも、効果的な方法です。