展示会ブースで目立つ壁面デザインとは?
東京の展示会ブースで成功するには、集客力がポイントになるようです。しかし、たくさんの企業が出展していて、どこに足を運ぶべきか、来場者も迷ってしまうことがあります。ポイントになるのは目立つことで、壁面デザインに着目してみるのが出展する企業におすすめできます。
では、どんなデザインがいいのでしょうか。
ただの壁が情報の宝庫に変化する
クリエイターあるいはデザイン設計事務所でもない限り、なかなかデザイナーが在籍する一般企業は少ないでしょう。東京で開催される展示会に出展するならば、東京という印象づけをしながらのデザイン制作ができるデザイナーを探すのも容易ではないはずですから、展示会専門業者に依頼するのも一法です。
もちろん、デザインぐらいなら自作できる、そうした初期費用をかけずに工夫次第で成功することもゼロではありません。しかし、かける費用によって成功する確率も高まるといいますし、得られる利益も高ければ決してムダな出費ではありませんから、デザイナーに依頼することも利に適っています。
では、展示会ブースで目立つデザインとはどんなものでしょうか。巨大なパネルであったり、客引きのパフォーマンスでしょう。しかし、展示会ブースを最大限利用するなら「壁面」にも着目してみましょう。ただの一枚の壁でも人を集めるデザインのポイントがあります。
照明によって効果覿面なデザイン
来場者の中には、あらかじめ足を運ぶ予定の展示会ブースを決めているケースもあるようです。東京では出展企業の数も多く、時間的に限られた数だけを見てまわる人が大半だといいます。そこでポイントになるのが「映像や照明」です。聴覚と視覚というダブルのアプローチで情報を提供することができます。
規模が大きいのなら、遠くからでもしっかりアピールできるのは人ではなく壁面です。床と同系色の壁では目立つはずはありません。あえて目を惹く色でアピールするのもいいでしょう。ツートンカラー、いわゆるバイカラーの壁紙を張ってみたり、自然派商品を展示するならば、白壁にグリーンリーフの蔦を這わせたり、異素材ミックスで目立たせるのもいいでしょう。
また、見てもらいたい部分のみをライトアップさせる、その見せたいものが展示会ブースの中央に設置されるのならば、そのためにあえて壁面を暗くしておく、これも効果覿面です。
壁に触れてみたくなるデザインを取り入れる
目立つだけではなく、足を止めてもらうことができたのなら、興味を持ってもらえるように展示会ブース内に引き込むことも大事になります。そこで、プロジェクションマッピングなどはどうでしょう。プロジェクターを活用し、壁面に企業ロゴを映し出し、遠くからも目を奪う映像美を見せつけてみるのもいいでしょう。目に入りやすく、迷うことなく足を運べます。
また、引き込むためには壁に触れてもらうこともポイントでしょう。平らである壁には誰も興味をしめさないものですが、おうとつがあるだけで、触りたくなり、近づきたくなるはずです。プニプニしていたり、ゴツゴツしていたり、どんな素材が使われているのか、その一工夫だけで近づいてくれます。
もちろん、ブース内に入ってもらうからには、壁面に棚を設けて商品をディスプレイしたり、そうした基本も抑えておきましょう。
東京の展示会は、数多くの企業が出展するので、デザインでかぶることもあるでしょう。展示会ブースで目立つためには壁面デザインに着目してみるのも手の内です。ポイントになるのは、目を惹くということです。しかも、遠くからでも分かりやすいことがポイントです。
もちろん、目立つから集客力があるとはいえません。だからこそ、立ち止まってからその後までも考えたデザインを作ることが要だともいえます。そのためにも、専門業者に相談してみましょう。