【東京】展示会ブースの装飾デザインや運営を依頼するのにおすすめの会社5選!【口コミでも評判の業者を厳選比較!】

展示会ブースの設計の基本とは?

公開日:2020/05/01  最終更新日:2020/05/20

展示会は自社の製品をアピールするための大切な催しです。多くの人が来場しますので、自社ブースにいかにお客さんを集められるかが鍵となります。ここでは東京での展示会ブースの企画・設計段階で基本となるポイントをいくつか見ていきましょう。

人の動きを予想した「動線」を考える

ブースを設営する際にデザインや装飾に凝るのも良いですが、忘れてならないのが来場者の「動線」を考慮した設計です。綿密に考えられた動線設計は、ブースに入りやすくすることによる集客数の向上、滞留時間を増やすことによる商談機会の増加を生み出し、費用対効果を高めることができます。

つまり企画段階での動線設計は大きなポイントと言えるのです。動線の設計は、展示会での人の動きをあらかじめ予測し、スタッフや客が滞りなく動けるよう展示物のレイアウトや空間を考えることです。ブースの設計をする際には「入ってもらうための動線」そして「展示物を見てもらうための動線」この二つを確保することが大切です。

そして、中を見て回る際の人が通る幅、展示物を見る際の視線の高さなど、様々な点をチェックしながら効率的な設計を考えましょう。具体的に見ていきますと、ブース内において人が圧迫感を感じないぎりぎりの幅は60cm位と言われています。内部に商品を置いたりパネルを吊り下げたりする場合は、そのスペースも確保しなければなりませんし、来場者で混雑した場合のことを考えると、人同士がすれ違える幅も考慮に入れなければなりません。

閲覧のための回遊ルートを設けるなら、少なくとも120cmは確保したほうが良いでしょう。視線の高さは、例えば成人男性なら床から150cm程度、成人女性がターゲットなら140cm程度と、一番伝えたい情報をその視線位置に持ってくることです。それにより来場者の目にとまる可能性が大きくなります。

「体験型」にすることについて

なるべく多くの集客をねらうためには、どんなコンセプトにするかは大変重要で、その点は企画の段階で頭を悩ますポイントでもあります。それには、まずは来場者に興味を持ってもらえることを意識してみましょう。展示物や内容にもよりますが、例えば自社の製品やカタログをただ陳列するのではなく、実際にその製品が使えるような「体験型」にすることで集客する方法があります。

入場者もただ見て回るよりも自分の手で触れたり使用することで、よりその製品に興味を持つようになります。何より来場者とのコミュニケーションのチャンスが増えますので、商談やセールスへスムーズに促すこともできるでしょう。ブース内に動きがあり活気付いていることで他の来場者の目にもとまり、さらに人を集めやすくなります。

デザインはありがちな間違いに注意する

人を集めるためにはとにかくカッコ良くてセンスを感じられるブースにしなければ、と考える方もいるようですが、これは多くの方が誤解をしています。店舗などでは、洗練されたお洒落なデザインにしたほうが客の受けが良いことは事実なのですが、展示会ブースでの集客という点ではこれが当てはまりません。

カッコ良いブースというのは、統一感があってセンスが良く洗練されたデザインのものですが、逆にこのようなブースというのは来場者の心理からすれば、注意喚起が起こらないという結果になりやすいのです。現在はどの企業でもブースは洗練されたデザインにする傾向があります。

例えるなら、洋風建築がほとんどの街に一軒だけ純和風の家があれば目立ちますが、似たようなお洒落な洋館が立ち並ぶ中にどんなにお洒落な洋館を建てても、あまり目にとまらなくなるのと同じことです。通行者にとっては見慣れた風景の一部となってしまうからです。

 

ここでは東京の展示会で自社ブースを設営する際、設計段階で考慮したいポイントを見てきました。それにはまず、人の動きを予測して来場者やスタッフがスムーズに動けるような「動線」計画をしっかりすること、そして、陳列重視なのか体験もできるようにするかというような「型」を集客コンセプトに考慮することも必要です。また、装飾・デザインの設計の際には「洗練」イコール「集客数アップ」ではないということも念頭に置いて企画するようにしましょう。

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