「ハイブリッド展示会」とは？メリット・デメリットを解説！

昨今では、展示会においてもリアルとオンラインを同時開催する「ハイブリッド展示会」が注目を集めています。ハイブリッド展示会とは、従来のリアルでの展示会とオンラインを活用した展示会を同時開催する催しのことです。この記事を最後までお読みいただければ、あなたのハイブリッド展示会にへ興味を持っていただけるでしょう。

ハイブリッド展示会とは

ここではまず、ハイブリッド展示会とは何かについて解説します。

ハイブリッド展示会とは

ハイブリッド展示会とは、リアルとオフラインの要素を組み合わせた展示会のことです。ハイブリッド展示会では、リアル展示会とオンライン展示会を同時に開催します。リアル展示会では来場者に実際の商品やサービスを見てもらい、オンライン展示会ではライブ配信やコンテンツ配信、バーチャル商談などをおこないます。ハイブリッド展示会は、リアル展示会での臨場感や出会い、オンライン展示会での場所の制約からの解放ができる展示会です。

ハイブリッド展示会のメリット・デメリット

ここでは、ハイブリッド展示会のメリット・デメリットについて解説します。主なものは以下のとおりです。

リアルとオンラインのいいとこ取りができる

リアル展示会では、臨場感、さまざまな人と出会い、商品やサービスを実際に見られることが魅力です。一方、オンライン展示会では、簡単にアクセスできること、時間や場所の制約を受けずに参加できることなどが魅力です。このような双方の魅力をハイブリッド展示会であれば同時に提供できます。

プロモーションを最大化できる

ハイブリッド展示会であれば、会場に参加できる人と地理的に参加できない人の双方にアプローチできるため、プロモーションを最大化できます。また、オンラインを活用することで、リアルタイムで参加できなかった人にも「見逃し配信」といったカタチでアプローチできます。

開催中止のリスクを軽減できる

リアル展示会では自然災害などによる開催中止のリスクが伴いますが、ハイブリッド展示会であれば、オンライン展示会での開催を継続できます。ハイブリッド展示会は、開催中止による損失を軽減する効果があります。

コストが2倍になることが最大のデメリット

ハイブリッド展示会のデメリットは、準備コストが2倍になってしまうことです。リアルとオンライン2つ分のコストが必要となるため負担が大きくなってしまいます。かといってリアルとオンラインのどちらかの質が欠けていると、ハイブリッド展示会の十分な効果が期待できなくなるため、コスト面での負担がハイブリッド展示会における1番のデメリットといえます。

ハイブリッド展示会への参加がおすすめな企業の特徴

ここでは、ハイブリッド展示会への参加がおすすめできる企業の特徴について解説します。

展示会による訴求を最大化したい企業

リアル展示会では来場者との出会いが期待でき、オンライン展示会では地理的な理由などで来場できない人との出会いが期待できるため、ハイブリッド展示会は幅広い層へのアプローチに繋がります。また、オンライン展示会では、参加者のデータ収集も可能です。こういった理由から、ハイブリッド展示会は、展示会による会おうローチの最大化をもたらします。

リアル展示会のみの開催を危惧する企業

ハイブリッド展示会は、リアル展示会のみの開催にリスクを抱える企業におすすめです。台風や自然災害による開催中止の発生頻度が高い地域の企業には、ハイブリッド展示会を活用した開催がおすすめです。

展示会にリソースを投入できる企業

ハイブリッド展示会は、開催に資金・人材・時間・備品などに全力で力を入れることができる企業におすすめです。また、展示会の開催には運営コストや潤沢な経営資源が必要なため、ハイブリッド展示会を開催しても十分なリターンを見込める業態の企業におすすめです。

まとめ

今回はハイブリッド展示会のメリット・デメリットについて解説しました。ハイブリッド展示会では、リアル展示会とオンライン展示会を同時に開催します。リアルでの臨場感や出会いと、オンラインでの利便性や場所の制約からの解放などを融合することが可能です。また、ハイブリッド展示会のメリットは、リアルとオンラインのいいとこ取りができること、プロモーションを最大化できること、中止のリスクを軽減できることなどです。一方、デメリットは、準備コストが2倍になることです。ハイブリッド展示会をおすすめできる企業は、訴求を最大化したい企業、リアル展示会のみの開催リスクを抱える企業、展示会に全力で力を入れることができる企業などです。ハイブリッド展示会の開催でお悩みであれば、ぜひこの記事にある内容を参考にしてください。