展示会ブースの作成は図面を作って確認しよう
展示会ブースには、必ずと言って良いほどイメージがあります。
そのイメージに基づいてブースを作成する訳ですが、その通りになるかどうかも図面次第です。
後々のトラブルを防止する為にも、何回でも確認して、納得できる契約内容にする必要があります。
ブース作成に関するイメージと設営までの流れ
ブースを作成するに際しては、様々なイメージがあります。
「洗練された雰囲気にしたい」というニーズもあれば、ややシンプルなイメージもあります。
ところでブースは、必ずしも自分のイメージ通りになるとは限りません。
いざ展示会場でみてみると、「自分のイメージとは少々異なる」というケースもありますから、注意が必要です。
会場にブースを作る目的の1つは、製品の宣伝です。
イメージ通りの仕上がりにならなければ、宣伝が上手くいかない可能性もあります。
ましてブースを作成するには、費用も支払う事になる訳です。
せっかくお金を出したのに、イメージと大きく異なるのも困ります。
ところでブース作成には、数段階の流れがあります。
まずは専門業者に相談して、自分のイメージなどを伝える訳です。
ニーズのヒアリングなどが行われて、業者からは図面も作られます。
いわゆる設計図です。
設計図は、何回も修正できます。
イメージと少々異なる可能性があるなら、設計図の再作成も可能です。
それで納得できる設計図が完成したら、改めて業者と契約します。
そして業者がブースを設営し、後日お金が請求されるのが一般的です。
ちなみに設計図が固まれば、ほぼ確実にお金を請求される事になります。
設計図がイメージ通りなのかをよく確認する
上述の一連の流れの中で、設計図が1つのポイントになります。
専門業者に対しては、何回でも設計図の修正依頼が可能です。
あくまでも納得できる段階になった時に、契約手続きに進むことになります。
という事は、納得できる状態であるか否かが微妙な時は、契約手続きに進まない方が無難です。
ですから設計図の内容をよく確認して、まず自分のイメージ通りであるかを見極める必要があります。
万が一イメージと異なる場合は、専門業者にその旨を伝えれば、もう一度作成してくれる訳です。
ちなみに設計図に関する打ち合わせは、慣れていないと少々手間だと感じられる事もあります。
しかし自分のイメージと異なるブースが完成してしまうのも、少々困ります。
イメージと違うブースに対して、お金を支払う事になってしまうからです。
それを防止する為にも、早い段階で設計図の打ち合わせをするに越した事はありません。
若干の労力は必要ですが、後でトラブルになるのを防ぐ為にも、設計図はよく確認しておくのが望ましいです。
設計図を見るだけでなく実際に測ってみる
ただしブースを作成するのが不慣れな時は、設計図を見てみるだけでは、なかなかイメージが見えてこない事もあります。
特に展示会が未経験な時は、その傾向が顕著です。
もしも不慣れな時は、実際に自分で測ってみるのがおすすめです。
設計図を見るだけでなく、自分でもメジャーを使用して、正確な大きさを把握しておくと良いでしょう。
それで大きさを体感しておけば、ブースに関するトラブルも防ぎやすくなります。
ちなみに一旦ブースが作成された場合、大きさを調整するのは困難です。
ブースを小さくする事は可能でも、大きくするのは原則不可能です。
つまり一旦は作成が終了してしまうと、修正が難しくなってしまう訳です。
早い段階で設計図を万全な状態にしておくのが望ましいです。
展示会ブースが完成した段階で、予想よりも小さく見えるという話は、よくあります。
そのブースを大きくするのは困難ですし、図面は慎重に確認しておくに越した事はありません。
若干の手間はありますが、納得行くまで修正する事も可能ですし、万全な設計図を作成しておくと良いでしょう。