展示会ブースはサイズによって費用が変わる
展示会ブースには、様々なサイズがあります。
ブースの大きさはコマという単位で表現されますが、1コマや3コマや6コマなど色々ある訳です。
その数字が大きくなるほど、料金も高めになるので、コマの数と料金との間には比例関係があります。
床面積を基準にしたブースのコマ数
ブースの大きさは、床面積が基準になります。
9平米メートルのブースもあれば、27平米など色々あります。
ところで展示会場では、コマという表現がよく使われますが、1コマはどれくらいの大きさなのでしょうか。
答えは、9平方メートル程度です。
つまり展示会場を9平方メートルだけ使いたい時は、1コマ使用する状態になります。
2コマなら18平方メートルで、3コマは27平方メートルといった具合です。
本格的に製品を宣伝したい時には、2コマ程度にする事が多いですが、予算が限られている時には1コマにする出展者が多いです。
逆に4コマほど使用し、大規模な展示物が設置される事もあります。
展示会場に作るブースの大きさは、選べるのです。
コマの数字とそれぞれの利用料金の目安
ところで展示会場を使用したい場合、もちろん利用料金が発生します。
その具体的な数字は、上述のコマ数に左右される訳です。1コマ程度ですと、30万円台になるケースが多いです。
しかし1コマのブースにすると言っても、状況は多彩です。
1コマだけのブースにしても、40万円近い料金になる事もあれば、25万円前後に収まることもあります。
ブースの設営をする業者に対する料金も色々ありますし、そもそも展示会場も色々あります。
どのような状況のブースになるかによって、料金も変わってくる訳です。
いずれにせよ1コマ程度なら、たいていは30万円台になります。
同じ理由で、2コマの料金にも幅があります。
80万円前後になる事もあれば、45万円程度に収まる事もあるからです。
基本的には、2コマ程度なら60万~70万目安になります。
それぐらいの大きさなら、80万円を超えるケースは殆どありません。
3コマのブースなら、80万~100万円目安になります。
ただし、やはりブースの状況によって数字が若干変わってきます。
3コマでも120万円程度になる事もあれば、55万円前後で収まることもあるからです。
3コマなら、120万円以上になる実例は殆どありません。
そして4コマなら、100万円以上になるケースが多いです。
状況によっては100万円台半ばに近い料金になる可能性もありますが、それでも150万円を超えるケースは殆どありません。
利用する面積が大きくなれば料金も高くなる
それで上述の数字とコマに関する一番のポイントは、両者には比例関係がある点です。
コマの数字が大きくなれば、利用料金は高くなる傾向があります。
ある意味、不動産物件と似た考え方です。
不動産物件には、色々な間取りがあります。
15平米メートルや30平米など色々な部屋がありますが、専有面積が大きくなれば、賃料も高くなる訳です。
広い間取りの部屋を借りれば、多くの家賃を支払う事になります。
展示会のブースも、それとほぼ同様です。
コマの数が多い以上は、展示会場のスペースを多く使用する事になります。
その分だけ、料金も高くなる訳です。
しかし同じコマ数でも、利用料金は会場により若干の幅が生じる訳です。
また会場によっては、コマ数でなく面積の数字で料金を設定している事もあります。
1平米につき4万円や6万円といった具合です。
その場合でも、やはり広い面積になれば、料金は高くなってきます。
ですから展示会ブースに対する料金は、サイズ次第です。
大ざっぱには、1コマなら30万円程度であり、2コマなら65万円目安で、3コマは90万円程度ではあります。
そして4コマなら100万円以上という目安になります。